巷で言われる問題はここでは割愛します。HACCPの信頼性に泥を塗った雪印
集団食中毒事件を教訓に企業は各制度を導入し危機管理を疎かにすると計り知れない
損失を企業が被る事を学んできたはずだが、福岡より情けない問題が発生してしまった。
プライバシーマーク制度を準拠しているはずの企業が、たとえ人事採用担当者のミスと
黙認した社長の見識の甘さだとしても膨大なネットの世界を軽く考えすぎた事件である。
今回の事件は、システムと営利表記を混合し、一番大切な個人情報保護法に警鐘を
鳴らす大きな事件となる。せっかくプライバシーマーク制度を広めてきた立場からすると
非常に悲しい事件である。新しいシステムを簡単な検証で実行することは必ずその
報いを受けるリスクを忘れてはいけない。World Wide Web(ワールド ワイド ウェブ)上に
さらされる現在の風潮には安易な人間性の恐ろしさが漂い危険性の認識を一掃させる。
プロの脆弱性対策が、「策士策に溺れる」となり火消しの「付け焼刃」が更に炎上させる。
「驕る平家は久しからず」の教訓が全く生かされていない稀有な事件である!
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