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タカタの火薬問題 (優良企業としての悔しさ)
タカタ、社長を降格…創業家の会長が社長兼務 2014年12月24日 23時15分
岐阜の廃車工場のエアバッグ暴発、タカタリコール拡大を示唆 - Bloomberg
私(統括)は、発炎筒(自動車用緊急保安炎筒) が火薬類取締法で管理され有効期限が
製造後4年としているのに対し、エアバッグタカタ(米国やメキシコの工場で品質管理が
不十分)の有効期限の抜け目と優良企業としての悔しさと法制度に甘んじてきたツケに
同情する。戦後、過大な日本の平和信仰のせいで火薬に対する規制で海外の工場に
委託せざるを得ない現状を改善する必要がある。
特別リポート:米国エアバッグ事故、優良企業に大規模リコールの代償
リコール1000万台超 タカタのエアバッグ問題なぜ拡大 :日本経済新聞
タカタがエアバッグに使う火薬は安全なのか | 自動車 - 東洋経済オンライン




タカタ:安全への夢、エアバッグ危機で風前の灯-火薬成分違いも
 10月27日(ブルームバーグ):エアバッグメーカーのタカタ は「交通事故の犠牲者ゼロ」の
理想を掲げ、創業以来、自動車の乗員を守る製品づくりで信用を築き上げ、経営トップが
米運輸当局から表彰を受けたこともあった。そのタカタはいま、エアバッグの不具合による
自動車の大量リコールの渦中にある。

タカタはシートベルトやチャイルドシートなど乗員を守る安全関連製品の開発を進め、
多くの人命保護に貢献してきた。同社を世界的なエアバッグメーカーに育て上げた
故高田重一郎氏が晩年に設立した財団では、交通事故に関する調査研究に助成。
その功績で米運輸省道路交通安全局(NHTSA)からも表彰されるなど輝かしい実績を
残して74年の生涯を終えた。

それから3年。タカタでは、自社製エアバッグの不具合に起因する自動車の大量リコールに
見舞われている。4人の死亡事故につながったともされ、重一郎氏に特別功労賞を
授与していたNHTSAの調査を受けるなど、同社は試練のときを迎えている。

JSCオートモーティブ・コンサルティングのマネージング・ダイレクター、
ヨッヒェン・シーベルト氏は、タカタは今回の難局を切り抜けられるだろうと前置いた上で、
巨額になる可能性のあるリコール費用を払い終えたとしても、長期的に競合他社にシェアを
奪われることも予想されると指摘、今後も当面は「厳しい道が待ち構えているだろう」
と話した。

硝酸アンモニウム

エアバッグでは世界首位のオートリブ (スウェーデン)に続き、
タカタは米TRWオートモーティブと並んで世界シェア2位を争う有力企業。
JSCオートモーティブのシーベルト氏によると、タカタはエアバッグの
インフレータ(膨張装置)に硝酸アンモニウムを使用。硝酸グアニジンを使う他社と
異なるという。

シーベルト氏によると、硝酸アンモニウムを使うと、エアバッグをより小さく、
軽くできるようになるといい、コストではなく技術面でのメリットが大きいという。
タカタは1990年代後半に硝酸アンモニウムを使い始めたとしている。

バリエント・マーケット・リサーチのスコット・アップハム社長によると、
硝酸アンモニウムの火薬は高湿度のもとでは不安定になる特性があり、
爆発時に過大な力が生じることがあるという。

危ない橋

タカタなどの資料によると、重一郎氏は1936年、滋賀県に生まれた。慶應義塾大学卒業後、
米コロンビア大学に留学し、62年に経営学修士(MBA)を取得。
父親の武三氏が創業した高田工場(現タカタ)に入った。74年に社長に就任し、
業務の近代化や国際化を推し進めた。

エアバッグ事業に参入したのは87年。ホンダ でエアバッグの開発を担当した元エンジニアの
小林三郎氏は、通常の自動車部品の1000倍もの高い信頼性を要求される
エアバッグの事業にリスクを感じた重一郎氏から、商品化前に開発から撤退したいと
告げられたことがあると著書で明らかにしている。

「エアバッグの部品で何かあったら、タカタがつぶれる。そんな危ない橋は渡れない」−。
85年の年明け、本田技術研究所の賀詞交換会で重一郎氏からこう告げられたという。
小林氏はその後、タカタの担当者と接触を続けて開発を継続。
重一郎氏も最後は覚悟を決め、彦根市にエアバッグ工場を建設したという。

後にホンダの経営企画部長まで務めた小林氏の著書「ホンダ イノベーションの神髄」
(日経BP社)で明かされているこのエピソードは、30年後のいま、
顧客の自動車メーカーによる大量リコールの対応に追われるタカタの苦境を
予見していたとも取れる。

タカタ広報担当のアルビー・バーマー氏は、小林氏の記述は文脈から外れていると指摘。
仮に重一郎氏がそのようなことを言ったとすれば、それは開発のかなり初期段階のこと
だっただろうと電子メールでの取材に答えた。小林氏はホンダを離れて長い時間が
たっており、コメントする立場にないと取材に応じなかった。

1週間で3割下落

タカタ製のエアバッグをめぐっては、昨年に続いて今年6月にもトヨタ自動車や
ホンダや日産自動車 など主要メーカーが相次いで数百万台規模のリコールを発表。
これとは別にNHTSAが同月、米フロリダ州など高い湿度の地域でエアバッグに
不具合が生じる可能性が高いとして、自動車メーカーに調査のためのリコール検討を
提言していた。

タカタは8月7日に約447億円を製品保証引当金として繰り入れ、特別損失として計上。
これに伴い、今期(2015年3月期)純損益予想を従来の160億円の黒字から240億円の
赤字に修正した。

今月にはタカタ製のエアバッグを搭載したホンダ車による未報告の死亡事故が表面化し、
NHTSAは不具合の可能性のあるエアバッグの搭載車両780万台の部品を速やかに
交換するようあらためて促した。

タカタはこの交換費用について、8月に発表した製品保証引当金に繰り入れられており、
「新たな費用発生はごく一部」とする声明を発表したものの、20日から5営業日で
同社の株価は約3割下落し、市場の混乱が収まる様子はない。
24日の終値は前日比2.8%安の1538円。24日までの年初来では49%の下落となっている。

顧客離れの兆しも

オートリブの広報担当トーマス・ジョンソン氏は23日の電話インタビューで、
「この問題の後、われわれに仕事が入ってきている」と述べ、需要拡大に備えて
「当社の現在の生産能力を再検討している」と説明するなど、顧客の自動車メーカーが
競合他社に注文をシフトする兆しも出ている。

バリエント・マーケット・リサーチのアップハム社長は、自動車メーカー各社が
エアバッグを膨張させるガス発生装置のインフレーターの調達先をタカタから
オートリブやダイセル に切り替える動きが広がる可能性があると指摘。
タカタのシェアは20年までに現在の22%から11%程度に縮み、ダイセルとオートリブの
2社で半分超を占めるかもしれないとの見方を示している。

野村証券の新村進太郎アナリストは、タカタのエアバッグ事業の主力生産拠点である
メキシコ工場で、不具合のある部品が長期間にわたり生産されていたのは
「普通の状態ではない」と指摘。顧客の自動車メーカーからの信頼を傷つけるのは
避けられないだろうと話した。

記事に関する記者への問い合わせ先:
大阪 堀江政嗣 mhorie3@bloomberg.net;東京 Craig Trudell ctrudell1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Chua Kong Ho kchua6@bloomberg.net 浅井秀樹, 淡路毅

更新日時: 2014/10/27 09:49 JST

国内で3度目の大量リコール 枯渇するタカタのエアバッグ
C diamond 一連のリコール対象となったエアバッグのガス発生装置は、
メキシコ工場(写真)と、ここに移す前の米国工場で製造された
Photo:REUTERS/アフロ
 2014年11月初旬、関東近郊のホンダのある自動車ディーラーは、
顧客対応に追われていた。タカタ製エアバッグの不具合が取り沙汰されていたためだ。
「なんで今すぐ交換できないんだ」
 事情説明を聞いた対象顧客の表情に、不安と焦りが浮かぶ。
 無理もない。エアバッグが開く際に、中の火薬が暴発し、乗員を負傷させる恐れが
ある。ところが、いざディーラーに足を運んでも、すぐに交換してもらえるとは
限らないからだ。
 ホンダに限らずトヨタ自動車や欧米勢など、タカタ製エアバッグは
数多くのメーカーが使っている。しかも、13年春、14年夏と2度にわたり、世界中で
同時多発的に大規模リコールが発生したため、交換部品の供給が
追い付かなかったのだ。
 ただ、11月末になると、国内の改修率は約66%に達し、現場対応も、
「ようやく落ち着いてきた」(ホンダのディーラー)。
整備士たちも一息ついたころだった。
 ところが、そんな現場を尻目に12月初旬、ホンダとマツダが米国で実施していた
高湿地域限定のリコールを、米当局の要請に応じる形で全米に拡大。
それに伴い12月中旬、日本でも全数回収調査の実施に踏み切ったのだ。
「また波が来る」──。ホンダの店舗担当者は、来る3度目の大規模リコールに
顔を曇らせる。
メキシコで増産対応
 13年春、14年夏のリコール対象となったエアバッグは、世界で合計約600万個
(自動車メーカーは、リコール対象を製造年で把握するため、対象台数は、
これを超える約900万台となる)。これらは、助手席のエアバッグだった。
 一方、米国で各メーカーが実施していた地域限定リコールの対象は300万個弱で、
その多くが運転席のものだ。
 運転席と助手席では、「商品の仕様が異なる」(タカタ関係者)。運転席の場合、
乗員は大人で、正面を向いている。一方、助手席の乗員は正面以外を向いていることも
あれば、子供の可能性もあるなど、想定するケースが広がるからだ。
 今回、ホンダやマツダが全米および日本で実施する回収調査は運転席が対象で、
ホンダの純増分だけでも世界で約400万台。これに、タカタは主力のメキシコ工場で
現在の月産30万個を、15年1月末をめどに45万個まで増産するなどして対応するが、
ホンダの純増分だけで計算しても全て供給されるには、ざっと9カ月はかかる。
 部品メーカーのダイセルや、競合のオートリブ(スウェーデン)も部品を
増産してタカタに協力する意向を示しているが、納入開始は半年後の見込み。
さらに、態度を明らかにしていない独BMWと米フォード・モーターの2社が、
全米でのリコール拡大に踏み切れば、交換部品が枯渇する状況はしばらく続く。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 池田光史)

TAKATA(タカタ)|シートベルト、エアバッグ、チャイルドシート
TAKATA(タカタ)

主に辛坊治郎3 様のアップ動画のご紹介。(動画掲載申請中)
https://www.youtube.com/watch?v=SaLJo8GKP64
【辛坊治郎】 辛坊治郎のタカタのエアバッグリコール問題の話をしよう 2014/12/13



StartYourEnginesX 様のアップ動画のご紹介。(動画掲載申請中)
https://www.youtube.com/watch?v=Dr-iEc62dP4
自動車ニュースの深層「タカタ エアバッグ問題」



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2014 12 25 部外掲載
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