9月11日にあたって
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エスシステムは設立当初より、食品の安全に大いなる欠陥と問題点を判る方には情報を限定で
提供してきましたが、正当防衛システムとして消費者個人における国家賠償責任の必要な面は
支援します。
現在の官僚組織では行政改革には無理がある為、縦割り行政弊害防止の観点から
組織変更なしでは問題の解決は望めません。「失敗から学ぶ大切さ」と尊い犠牲を
無駄にしたくない為、憲法改正と来たる選挙に国民が「知る権利」を行使できるよう
情報提供を挙げます。
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小泉行政改革の弊害として、農水省の立入検査の限界点を逆ギレ的に行政側の担当者が
発言していましたが世も末の現象です。
いったい政府はこの米を買い付けておきながら、なぜ商社を介して事故米の流通における
危険性を放置し、問題点を年金問題の社保庁と同じく放置し続けるのか?
答えは簡単で官僚組織の限界点にあるにもかかわらず、官僚組織に処理させているからです。
システムの崩壊は歴史を越えて繰り返していけません!
アメリカ・ロシア等が自由の名において、各国に介入し挙句に現地の人々から恨みを買い
命をかけて復讐されればそれを「テロリスト」と決めつける。
当然、テロは良くない事ですが原因を作っているアメリカなどに問題はないのでしょうか?
「なぜ、テロがおきるのか?」また「日本人が巻き込まれるのか?」
軍事的に支援していたイラクが暴走し、大量破壊兵器もないのに多国籍軍として介入し、
誰も正しい情報の把握もせず裏づけもないまま、自衛隊を派遣・インド洋上では血税石油を
提供し続ける。
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選挙
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国民の意思を反映させる唯一の方法に頼る時です!
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【事故米不正転売】「あまりにひどい」関係者絶句 楽しみの赤飯も…
産経ニュース2008.9.11 21:44
食の安全に最も気を使うべき施設にまで"汚染"は広がっていた。
米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)による汚染米の不正転売問題は11日、
問題の米が食用にも利用されていたことが判明、近畿2府4県の病院や高齢者施設に納入され、
患者やお年寄りが口にしていた。「あまりにひどい」「何を信じていいのか」。
関係者は憤りをあらわにした。
■楽しみだった赤飯が…
和歌山県那智勝浦町の介護老人保健福祉施設では、6月30日から9月6日の間に
毎月1回1キロずつ仕入れ、その日のうちに調理して赤飯などとして
入所者約100人に出していた。
入所者に健康上の異常はなかったが、施設の担当課長は「仕入れ先が大手の業者だったので
今は何を信じていいのかわからない。何も防御策がない」と困惑した様子で、「食の安全については普段から最大限の注意を払っている。とにかく事実関係をはっきりしてほしい」。
大阪府箕面市今宮の医療施設「清順堂ためなが温泉病院」でも毎月1日の昼食の赤飯として
三笠フーズのもち米が使われていた。1回の昼食で、入院患者約100人と従業員約150人の
計約250人が食べていたという。
為永順子・前総務部長(71)は「赤飯は20年前から始めており、お年寄りたちの
人気メニューだった。事故米だったとは考えもしなかった」と絶句。
「患者さんに大変申し訳ないことをした。腹が立つのを通り越してあきれるばかり」と怒りが
治まらない様子だった。
■電話が殺到
事故米を卸していた日清医療食品(東京都)の広報担当者も「事故米は加工品だけだと
思っていたので、正直驚いている」と話した。同社では近畿一円の医療施設や高齢者福祉施設で
食事を調理する業務を受託、5月1日から9月8日にかけて、1キロごとのパックに詰められた
もち米約700キロを使ったという。
同社近畿支店(京都市中京区)ではこの日、納入先の病院などから事実確認のための電話が
殺到。社員数十人が対応に追われた。もち米以外にも事故米が使われたと思い、確認してくる
ケースも多かったという。
社員の1人は「まだ、どれぐらいのもち米がどこに納入したのかきちんと把握していない。
とにかく急いで確認を進めます」と憔悴(しようすい)し切った様子で話した。
■人気商品だったのに
一方、事故米は大手メーカーの焼酎にも含まれていた。アサヒビール(東京都)によると
自主回収する65万本の芋焼酎のうち、同社の人気商品「かのか」は27万本。
広報担当者は「ブランド全体に与える影響は未知数」と不安そうに話した。
大阪南部で19店舗を運営するスーパーマーケット「サンプラザ」(羽曳野市)では、かのかシリーズ約300本を一斉に店頭から撤去。仕入れ担当者(55)は「売れ筋の商品だったので大きな痛手。
これまでに自主回収した『薩摩宝山』や『美少年』も取り扱っていたため
陳列棚がすき間だらけになった店もある」。
近畿地方で86店舗を持つイズミヤ(大阪市西成区)でも、かのかは今年3月〜8月の半年間で
約2000本を仕入れた人気商品だっただけに、広報担当者は「消費者の不信感が焼酎全体に
飛び火しないか心配」と話した。
居酒屋などに焼酎を卸していた大阪市西区の森脇酒店でも、店員らが取引先を回り、かのかなど
対象商品の回収に当たった。
店主の左川愛子さん(70)は「仕入れ先に『大丈夫だ』といわれていた
商品にも、事故米が混ざっていた。流通経路が複雑だけに、この先どこまで被害が広がるのか
心配だ」と表情を曇らせた。
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